

現在の富士山の形は、愛鷹山・小御岳火山、古富士火山、新富士火山の3世代にわたる火山活動によって形成されています。
小御岳火山は今から10万年以上前に活動を停止したと考えられています。古富士火山は、現在の富士山の土台となった火山で、約10万年前から1万年前にかけて活動したとされています。
現在の富士山を形作った新富士火山の活動は、約1万年前に始まったとされ、1707年の宝永の噴火に至る1万年ほどの間に100回を超す噴火を繰り返したと考えられています。
有史時代の噴火としては、1707年の宝永の噴火は、最後にして最大の噴火であったとされています。




秦の始皇帝に仕え、不老長生・回春の妙薬探しに登った「徐福」をはじめ、聖徳太子、天智天皇、桓武天皇、空海などの偉人たちが日本一の山を目指し、登山したと言い伝えられています。
近年、健康志向も高まり、登山シーズン7/1〜8/31の期間中の富士山への登山者は約20〜30万人。
子供からお年寄りまで、老若男女問わず、多くの方がそれぞれの目的を持ち、登山に挑戦されています。
初めて富士山を登られた方の多くは、登山途中で「つらいからやめたい」という気持ちが押し寄せ、登頂後には「また、登りたい」という気持ちに変わるといいます。
富士山に登る理由
【2007年度】
第1位…ご来光を見るため
第2位…日本一の山だから
第3位…誕生日記念日で
第4位…還暦記念
第5位…健康のため
【2008年度】
第1位…健康志向のため
第2位…原油高の影響から
第3位…環境エコへの関心から
第4位…世界遺産になりそうだから
第5位…オリンピックの影響
富士登山は決して楽なものではありません。
一人ひとり、富士山頂を目指すのには理由があるはずです。
自分のため、人のため・・・。
2009年、あなたが富士山頂を目指す理由は何ですか・・・?

富士山の名前は古代からいろいろな表現がされています。
ごく一般的なのが「不二山」。他に比べようがない唯一無二の高峰という意味です。
「不尽山」は、山の頂に年中、雪が絶えないという意味のようですが、御承知のように夏の富士山には冠雪はありません。余りの大きさを“尽きることなき”と表現したのかもしれません。万葉集の山部赤人の歌「田子の浦ゆ、うち出でて見れば真白にぞ、不尽の高嶺に雪はふりける」で有名です。
万葉集ではこのほか、「布士」「布自」の文字が使われていますが、万葉仮名は一種のあて字なので、「ふじ」と呼ばれていたことだけは事実のようです。
「不死山」は竹取物語のように、不老不死の伝説からきています。
「福寿山」というめでたい名前がなまったという説、「富慈山」からきた名前だという人もいますが、いずれもあて字のように思われます。
「富士山」という今日の書き方は、士に富む山という意味で、武士道が発達する鎌倉時代以降のものとみられます。
名称の由来についてこのほか、アイヌ語の「フンチ」(火の神=火山)、マレー語「フジ」(すばらしい)などからきたという説があります。
富士山を「芙蓉」と称するのは、頂上噴火口の形からきたものと思われます。
